引き続き本日も荷為替手形のご紹介、その4です。
@船会社に貨物を預け、A貨物と引き換えに船荷証券を受け取れば
Exporter は代金の回収に走ります。

BExporter は為替手形に船荷証券を添えて銀行に提示する。
もちろんこの時の為替手形は自己受為替手形になります。
しか〜し!
このままでは手形決済期日までお金がもらえないので、
手形の提示とともに手形の割引を銀行に依頼します。
C銀行は有価証券たる船荷証券を受け取れば貨物を預ったようなものなので
船荷証券と引き換えに手形代金の決済を行う。
当然、手形の券面額と割り引いて支払った金額の差額が銀行の利ザヤです。
簿記2級のテキストでそう説明しています。
しか〜し、しかし、しか〜し!!
貿易はそう簡単ではありません。
そう、信用状ですね。
信用状がなければ銀行は決して手形代金の決済は致しません。
簿記のテキストの解説だけでは不十分だということを
簿記の学習を終えて(簿記1級に合格したあと、
いや、税理士試験の財務諸表論に合格したあとか?)10年以上経ってわかりました。
ん〜っ、奥深い(といえば大日山)。
Thank you.
see you again.
